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草野球の審判の手配はどのように行う?草野球の試合運営に必要なアンパイアを確保する方法を徹底解説!

草野球の試合をする際、グラウンドを借りることや対戦相手を見つけることと同じくらい重要でありながら、つい忘れてしまいがちなことに、「審判を確保すること」があります。
草野球では大抵の場合、審判はチーム内の手が空いている人が任されることが多いですが、しかし人数がぎりぎりで審判を出す余裕がなかったりする場合もあります。
そのようなときは別に審判を用意する必要があります。
しかし、審判を依頼するといっても、誰にどのようにすればいいのか分からないというかたも多いのではないかと思います。
そこで今回は、草野球における審判について取り上げてみたいと思います。

そもそも草野球に審判は必要なのか?

草野球は楽しむのが信条であり、そこまで真剣に勝敗にこだわらなくてもいいのではないかと考えるひとは意外と多く、そう考える人たちは、試合に審判がいるいないにそこまでこだわらない傾向があります。
確かに、自分のチームも対戦相手も全員が仲のいい知り合いで、和気あいあいと試合をするというときには特に審判は必要ないかも知れません。

しかし、一般的には草野球でも試合をする際には審判は必要です。
アウトかセーフか、フェアかファールか、ストライクかボールかというように、判別がきわどいというプレーが、野球ではかなり多く発生します。
そんなとき、第三者としてきちんと判断を下し、さらにその判断を誰もが尊重しなければならないという立場の審判がいなければ、ゲームに無用な混乱を招くことになります。
練習試合ということであればチームの中で手が空いている者が担当することもできますが、きちんとした試合をするときは、公平性を保つために審判に徹する者を用意したいところです。

審判は誰に頼めばいいのか?

草野球の試合では、選手が審判を兼任することが多くあります。
審判を担当するのはおもに攻撃側に回ったチームの人間で、通例として打順が一番遠く、その回には打順が回ってくる可能性が低い人が行います。
選手が審判をするということ以外に、チームメイトの知り合いに頼むという方法があります。
試合の日に空いている友人知人を探し、審判をしてもらうという方法です。
審判に専任してもらえる人間がいるだけで、その試合の公平性は一段高くなります。

しかし、やはり審判は大役ですので、野球のルールに詳しく、公平な判断ができる人を選ぶ必要があります。
審判をしてもらうことに対して謝礼を用意しておく必要もあるでしょう。
もっとも良い方法としては、やはり審判員の講習を受けて資格を持っている専門の審判員に依頼するという方法になります。
審判は常に難しい判断を迫られるため、チームメイトやその友人知人では、やはり信頼性に欠けると言わざるを得ません。

その点、きちんとした審判を試合のために雇えば、審判の信頼性は高まりますし、プレーもスムーズに進めることができるようになります。
チームメイトも、審判をしなければならないという余計なプレッシャーから解放されるため、よりよいプレーができるようになるかもしれません。
しかし、審判員に依頼するということになると、当然ですがその分の費用がかかってくることになります。
審判を雇うための費用をどちらのチームが出すのか、あるいはふたつのチームで折半するのかということを事前に決めて置かなければなりません。

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草野球の審判になるための方法とは?

草野球の試合の審判になるためには、どのようなことをするべきかご存知でしょうか?
実は、野球にはサッカーや他の競技のような「公認ライセンス」というべきシステムはありません。
しかし、審判員になるための講習会というものが実施されており、審判になりたい人はその講習会を受講する必要があります。
講習会は「公益法人 全日本軟式野球連盟」という団体が主催しており、各都道府県の支部に申し込んで受講することになります。
55歳以下という年齢制限を設けているところもありますので、申し込む際に確認しましょう。

講習会は大抵年一回で、4月に開催されることが多いので、タイミングを逃さないように注意しましょう。
審判員の講習会を受講したからといって、すぐに審判になれるわけではありません。
いくつかの試合の審判をして経験を積み、地区の推薦を受けたうえで、県の軟式野球連盟の審判員試験を受験して合格しなければなりません。
そこでようやく審判員として登録されることになります。
申し込んでから試験に合格するまで、10年ほど係る場合もあると言われています。
なかなかの難関と言えます。
野球連盟に関係のない審判派遣団体というような私設団体や企業に所属している審判もいます。

私設のリーグではそうした派遣審判を利用してる場合が多いようです。
審判を依頼するときの費用の相場としては、1試合1名につきおよそ6000円から8000円となっています。

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審判員を手配する手順

審判員を雇うことになった場合は、前述の全日本軟式野球連盟に依頼するか、あるいは審判派遣団体に依頼するかというふたつの方法からどちらかを選ぶということになります。
全日本軟式野球連盟に依頼する場合、各市町村の支部によって事情は違うようですが、通常、2級や1級、審判指導員、審判技術指導員といったランクが設けられており、それぞれのランクは講習会を受けた人間が登録されており、またランクによって支払う金額が変わってくるということになります。

全日本軟式野球連盟に審判を依頼する場合は、最寄りの支部か、または全日本軟式野球連盟に電話で予約の連絡を入れることになります。
もうひとつの審判派遣団体は、多くの場合インターネットでの申し込みとなります。
その際、試合当日に審判として来てくれる人を紹介されるので、それからはその審判と直接連絡を取り合い、打ち合わせをすることになります。

草野球では、お互いのチームから手の空いている人を審判にするとか、チームメイトの知り合いに頼むといった方法で試合をすることがほぼ慣習となっていますが、しかし少しでもきちんとした試合として成立させたい場合は、やはり別に審判を依頼するほうがいいでしょう。
審判を依頼するのには、全日本軟式野球連盟に所属する審判に頼むか、あるいは審判派遣団体に依頼するというふた種類の方法があります。
野球を心置きなくエンジョイするためには、適切な審判を選ぶことは非常に重要な要素となります。

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