
草野球にかかる費用はどのくらい?
野球をしようとすると、そのためのグラウンドなどの場所からバットやグローブ、ユニフォームといった道具類、そして試合をするには審判を雇うことなど様々な面で費用が発生します。
学生野球であれば、そうした費用は指導側や運営側がほとんど用意したり手続きをしてもらえますが、草野球はそれらすべてを自分たちでまかなう必要があります。
そこで多くの草野球のチームでは、チームを運営していくための運営費をひとり頭で割り出して徴収する、という方法を採用しています。
しかし、いざチームを立ち上げて野球をするための道具を揃えたり環境を整えようとしても、何をどうすればいいのか分からなかったり、どこまでのものを揃えればいいのか判然としないというようなことが多いのではないでしょうか。
そこで、草野球をするためにかかる費用のことを具体的に紹介したいと思います。
野球道具にかかる費用
野球をするためには様々な道具が必要となってきますが、野球の道具は「個人で揃えるもの」と「チームで揃えるもの」のふたつに大きく分けることができます。
たとえばグローブです。
グローブはプレイヤーひとりひとりが自分の手やポジションに合ったものを選ぶ必要があるため、「個人で揃えるもの」になります。
しかしボールやヘルメット、バットといった道具はチーム全体で共有するものですので、チームの全員で費用を出し合って購入する「チームで揃えるもの」に該当します。
どちらに該当するのか分からないというものもあります。
たとえばキャッチャーが身に着けるマスクやプロテクター、レガースといった防具類はどうでしょうか。
キャッチャーしか使わないのでキャッチャーをする人が個人的に揃えるべきなのか、それとも時と場合によってキャッチャーは変わるものなので、チームの共有財産としてチームで揃えるべきなのかです。
キャッチャーの防具類以外にも、スコアブックや救急用具、ユニフォームなどの備品やドリンクのような消耗品など、どちらが費用を負担するべきものなのかよく分からないものはたくさんあります。
そうしたものの扱いかたには特にこうするべきという決まりはありませんので、チームを立ち上げる際に、それぞれのチームで最初に決めておく必要があります。
野球チーム運営にかかる費用
草野球をするにあたって道具を揃えるための費用とともに必要となってくるのが、運営にかかる費用です。
草野球チームを運営していくには、練習や試合をする際に必要なグラウンドを借りる費用や、遠出をするならバスをレンタルする費用やガソリン代がかかりますし、きちんとした試合をするなら審判を雇うお金なども必要になり、それなりに費用がかかってきます。
ただ単に野球の練習をするためだけに集まるのならそれほどの費用は発生しませんが、おそらく草野球をしたいという方は、いづれは別のチームと対戦をしたいと希望されていたり、あるいは軟式連盟や施設リーグに登録して試合をしたいと考えていると思います。
そうなってくると連盟に加入するための登録料や年会費、リーグ戦の参加費などが必要となってきますし、試合場までの交通費や場合によっては宿泊費、飲食代なども必要となってきます。
それらすべてを運営費でまかなうことはないですが、しかしある程度の金額はどうしてもかかってきますので、それらの負担をどうするか、チームのメンバーでよく話し合って決めておきましょう。

初期費用はどれくらいの金額が必要なのか
初期費用としては、具体的に一体どれくらいの費用が必要となるのでしょうか。
自分の作った草野球チームが総勢10名で、試合にも積極的に参加するチームであると仮定します。
まず最初に必要となってくるのが、ボールやバット、キャッチャーの防具やヘルメットといった道具の購入費です。
ボールは1ダース5000円から6000円、バットは種類によって大きく変わってきますが、1本およそ1万円から3万円、キャッチャーの防具は一式およそ3万円ほど、それにスコアブックや救急用具などの備品も購入するとして、10万円ほどはかかります。
それから試合をしていくことを想定しているのであれば、ユニフォームを作る必要もあります。
ユニフォームも金額がまちまちですが、おおよそ1着1万ほどはかかりますので、10人として10万円となります。
さらになんらかのリーグに加盟するならその登録料が必要です。
自治体や団体によって違いますが、1万円から3万円くらいは見ておきましょう。
こうして考えると草野球チームを立ち上げるための初期費用としては、およそ20万円から30万円くらいは必要となることが分かります。
この費用を発起人がひとりで負担するのか、それとも初期メンバーにもある程度負担してもらうのかは、話し合って決めなければなりません。
してはいけないのは、話し合いもせず発起人である自分が勝手にひとりで負担してしまうことです。
お金の話をするとメンバーを集めにくいと考えて、発起人が初期費用を全額負担してしまうという話はよくあります。
しかし、最初にお金の話を避けてしまうと、それからずっとお金のことを話しづらくなってしまいます。
そのためお金のことは必ず事前にみんなに相談し、意見交換をしてから決めるようにしましょう。

運営費はどれくらいかかるのか
初期費用は20万円から30万円ほどかかることが分かりますが、運営費にはいくらくらいかかるのでしょうか。
草野球チームの運営にかかる費用としては、グラウンド代や新たに購入する備品代、連盟やリーグなどへの年会費、大会に参戦するならその参加費、試合をするなら審判を雇う費用や試合場までの行き帰りに必要となる交通費、昼食を摂るなら食事代などになります。
これらの費用をまかなうために、多くの草野球チームは部費としてメンバーからいくらかを徴収するシステムを作っています。
部費の金額はチームによってそれぞれ違いますが、およそ1000円くらいのところが多いようです。
どのくらいの金額が妥当かは、チームメンバーの人数や試合数など活動の規模によって変わってくるかと思いますが、部費を徴収するならその金額や徴収方法に関してメンバーから不満が出ないように、都度相談して決めていくことが大切です。
草野球チームを作り、運営していくための費用について紹介しました。
お金の話をするのはなかなか難しいでしょう。
チームのメンバーが友人ばかりなら適当になりがちですし、知らない人なら遠慮してしまうものです。
しかし、難しいからこそ最初にきっちり決めておかないと、後に面倒なことになってしまいかねません。
お金の管理は必ずしも発起人がしなければならないわけではないので、会計係や出納係を決めて委任し、年に数回会議を開いてお金の出入りをチェックするという方法もいいかもしれません。
気兼ねなく野球を楽しむためにも、お金の管理はしっかりしておきましょう。